Creativityは枯渇する
幼い頃、私の部屋にはいつもリカちゃん人形があった。
小学校のバザーで買った、お母さんたちが作った美しいドレスを着せるのが好きだった。
ready-made.
いつしか私たちの周りは、ready-madeであふれるようになった。
そこに現れた時点で、それは完成しているもののように見えた。
人々は、ready-madeの美しさを競うようになった。
ゆとり世代が問う「好きなことをやって何が悪い!」(2):スーパー女子中学生エンジニアが、日本の教育を斬る
――”ITは、アイデアを形にする道具である。子どもなら誰でも持っている『クリエイティブな発想や可能性』を広げてくれる、とてもためになるツールである。”
一から間取りを決め、土台を作り、肉付けをし、外見を整え…。
その一連の動作が、ITによって体感できるのだと、彼女は語っているように見えた。