ふらり のらり くらり

徒然なるままに

私は五感を忘れない

何もかもデリバリーが発達しているこの国で思ったこと。 食事も、日用品も、化粧品も、デリバリーできる。やろうと思えば外に出ないで生活できるだろう。 便利さの代償は、スマホから離れられない世界。買い物のためにスマホを開き、そのあとスマホでなんと…

移動手段

よく考えたらこっちでの移動手段についてあまり書いてなかったので書く。 地下鉄 深センは路上の電車は一般的ではなくて、基本地下鉄。 基本普通に移動してると片道2元(=40円)しかかからない。どうやって利益あげてるの? どんどん新しい地下鉄が建設されて…

海外でラジオを聴きたい

家事作業などの間は、音楽を聴くよりラジオの方が良い。 ということでVPNを繋ぐ前提でラジオを聴く方法を探した。 スマホから聴く ・radio garden: 日本の局は少なめなのが難点 ・BBC Sounds: ヘビロテ中。もっぱらRadio1 Xtraばっかり聴いてる。アプリ内に…

食洗機を買った

日本で散々食洗機を稼働させていたので、ないと生きていけなくなってしまった。 そこで食洗機を購入。 現品はこちらです。 パナのもあったけど、分岐水栓つけるの面倒で結局タンク式にした。日本でもシロカのタンク式だったしあまり違和感はなく使えている。…

見慣れない食材+α

寧夏(宁夏)菜心 苦味のない菜の花。うまい 油との相性がとても良い。調理法は百度で出てきた動画を参考に、茹で→炒め/煮としている。 今回はこっちで買った鶏ガラだしと煮た。 ←結婚前から使ってるビタクラフト がずっと活躍 鶏ガラだしは、鸡精と鸡粉っての…

深圳での料理、買い物

料理や買い物のメモ 骨つき肉多い。こっちの人は骨つき肉が良い!みたいなのありそう。煮込み料理が得意な私にはすごく嬉しい。この鶏ぶつ切りでお粥作ってるのかなとか考えるのすごい楽しい。 鶏肉は頭から足先まで、そこらのスーパーに全部の部位が売って…

深圳に引越しました。最近の諸々

家族で深圳に引越しました。 子連れで慣れない土地は大変すぎる…。 しかもそれ以外に国の内情を知らないと何もかもスムーズにやりとりできないので、全てがスムーズにいかなくてストレスすごすぎマンになってました。 以下何がスムーズにいかないのかのメモ…

幡野広志写真展「いただきます、ごちそうさま。」

幡野広志さんの写真展をみてきたので、そこから思ったことを。 【幡野広志のプロフィール】 自ら猟師となって、狩猟現場を撮り続けてきた写真家の幡野。昨年11月、34歳の若さで末期ガンを宣告され、今年の2月には鉄砲を処分して狩猟を辞めた。狩猟を通し、…

ニュー・シネマ・パラダイス@シネコヤ

ニュー・シネマ・パラダイス、それは愛の物語ー 鵠沼海岸のシネコヤにて、ニュー・シネマ・パラダイスをみてきた。 この映画は、愛についての映画だった。小さいころから映写室が好きだったトト。母親に怒られても、アルフレドにたしなめられても、やっぱり…

苦手なものは苦手

短い時間ではあるが育児に専念した結果、自分が何者でもないことを実感した。 前々から自覚していたのだが、やはり自分は家事全般が苦手なようだ。 少し前まで覚えていたこと(ごみ捨てしなきゃ、洗剤がないから買い足さないと、等)が、別のことをしている…

【感想】五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

詳しいあらすじは他の人に任せるとして、感想だけ記しておこう。 1人の人の選択の積み重ねが、未来のその国を形作る。 そのときは必死だけど、振り返ってみればターニングポイントだったなんて。 歴史はそういう風に積み上げられていくのだろうか。 勿論、政…

物語を垣間見る

子どもと一緒に歩いていると、おばちゃんに声をかけられることが多い。 私の子は… 今が一番かわいいのよ… 泣いてるのなんか気にしないのよ… 目が離せないわね… その言葉を言う人たちの目に、いつも、懐かしむようなものを感じる。 きっと今、思い返してわか…

おいてけぼりの名前

支援センターに出向く。 入る時には、子どもの名前を書いたバッジを子どもにつける。 お母さんたちと、子どもの話で盛り上がる。 お母さんたちはお互いの子どもの名前は呼ぶけど、お母さん自身の名前は呼ばない。知らないからだ。お母さんたちに、バッジはな…

頭のなかの星空

梨木香歩の冬虫夏草を読んでいる。 鈴鹿の記述を目にし想像を巡らせるも、なんだか実際のところを調べたくなってスマートフォンで調べる。 そうか、こんなところか、と思った矢先に気づく。 スマートフォンが出る前は、こんなことしてなかったかも。想像でど…

紡ぐ、行為

夜娘がひどく寝ぐずるので、隣で添い寝して思い出す。 私も夜眠れなくなったとき、母の隣で寝たことがあったな。 不安で眠れないと言ったら、手をつないでいいよ、眠れなかったらどうしようと思うともっと眠れなくなるよ、と言われたな。 こんな小さい赤ちゃ…

ドッヂボール型コミュニケーション

ネットサーフィンしていたらこんな記事に辿り着いた。 「〜〜してくれたらお母さん嬉しいな」←お前の気持ちは関係ない - 世界の果ての育児と家事 私はどちらかというと振り幅がわからなくて、出産後は極端に滅私奉公のように接していたようだ。 夫に調子がお…

西の空は晴れ

今朝は娘が寝ている隙にふきんを煮洗いしていた。 仕事に復帰したら毎日があっという間に過ぎていくんだろう。 朝はなんとかご飯を食べて食べさせて保育園まで送り、電車で通勤して、帰り道は寄り道せずに保育園へ向かい、帰ったらお風呂だ夕飯だ、終わった…

受け取って、また返そう。

昔、対話することで人と分かり合えると思っていた。 あれから時は過ぎ、結婚して子どもも産まれた今、人どうしが分かり合うのなんてできないんだと思うようになった。 終わらない紛争、生まれ続ける憎悪。 やっぱり平和なんて訪れないのかもな。 でもそれで…

what I want to say is ...

1つ夢をみた。 子育てが一段落して、大学の授業に出ている。 手を挙げて質問するけれども、しっくりくる英語の表現ができずにもやもやしている(質問自体はできたようだ)。 今度は教授に指されたので話そうとすると、言葉に詰まってしまった。教授は優しく…

Ryan Teague: Block Boundaries

今回初めてミニマルミュージックと言われるジャンルのCDを買いました。 Block Boundaries by Ryan Teague 1トラックずつ、同じトーン、リズムを繰り返していく感じで、今まで私が買っていた音楽とは正反対のもの。今まで買っていたものは、どちらかというと1…

歌舞伎はじめ

新春花形歌舞伎 通し狂言「壽三升景清」をみました。新春らしい記事だなあ。 前から歌舞伎みにいきたいと思っていたので、願ったり叶ったり!! まったく事前勉強もなにもせずに行った割には、内容が理解できたことが意外だったなあ。これは私の歴史好きと、…

あんこ愛

思えば私が極端なあんこ(もっというとたい焼き、どら焼き、今川焼き、あのあたりの)信者となったのは他でもない、四ツ谷にあるたい焼き屋 わかばのせいである。 小腹が空いてはわかばへ行き、できたてでまだ皮がパリッとしているたい焼きをほおばる瞬間は…

Technology, information, and our idea

久しぶりに携帯電話を忘れて出掛けてしまった。 改めて思うこと、”携帯ってあったら便利だけど、なくても生きていける”。 それ以降、わたしは通勤中の電車のなかで、人々をよく見るようになった。 一番多いのは、携帯電話をいじっている人。 次は、寝ている…

透明なスフィアのなかに

ピアノメインの透明感のある音楽メモ。所々にヴォーカルあり。 順次追加予定 キーワードは「透明感」 Haruka Nakamura- Twilight ゆらぐ音。バックの音がきらきらした星のまたたきのイメージ。少し雲も見える気がする。 Ólafur Arnalds- Ljósið なにものでも…

水に浸かって

水のなかを泳いでいた。 泳ぎ続けているうちに身体中がだるいような感覚に襲われた。 息継ぎもいちいち苦しい。 自身の体力の衰えを感じる。 ふと思った。 私は水に抗おうとしていないか? じゃあ、水に抗わないようにしよう。 身体が軽くなり、呼吸も苦しく…

Creativityは枯渇する

幼い頃、私の部屋にはいつもリカちゃん人形があった。 小学校のバザーで買った、お母さんたちが作った美しいドレスを着せるのが好きだった。 ready-made. いつしか私たちの周りは、ready-madeであふれるようになった。 そこに現れた時点で、それは完成してい…