ふらり のらり くらり

徒然なるままに

ドッヂボール型コミュニケーション

ネットサーフィンしていたらこんな記事に辿り着いた。

「〜〜してくれたらお母さん嬉しいな」←お前の気持ちは関係ない - 世界の果ての育児と家事

私はどちらかというと振り幅がわからなくて、出産後は極端に滅私奉公のように接していたようだ。

夫に調子がおかしいと言われて、やっとそういう状態になっていると気づけたのだった。

0ヶ月目は慣れない育児、(今振り返ると)ホルモンバランスのせいで情緒不安定になり、かなり頻繁に泣いていて、出産前と後の変化についていけていなくて、折り合いをつけるので必死だった。

その後は慣れたのか(腹を括ったという方が正しいか)、まったく泣くことはなくなったのだけれども、私にとって泣く行為自体が、PCでいうならクリーンアップのような、蓄積した感情のバグやらを出すための、また次のステップに行くための、非常に大切なものなので、泣くということを忘れるのは明らかに悪いことなのだ。

だから「最近泣いていない」という事実に気づいた時はショックだった。 夜、睡眠時間を削って夫とつらつらと他愛のないことを話し、やっと心が復活した感じがしたのだった。 ここまで戻ってきたのがつい最近だ。

そしてふと思うことは、 私も人間だし、お子と一緒に成長中なんだ。だから、お子自身を尊重さえすれば、聖母のように振る舞う必要なんかなくて、弱音吐いたっていいし、イライラしたっていいんだな。 大切なのは、お互いの思いを、お互いを尊重しながらぶつけ合える(比喩でなく)ことなんじゃないか。

ぶつかり合うことは悪いことじゃない。むしろそこから色々生まれてきた。

私が夫と出会い気づいたことだ。

夫、お子とはドッヂボール型のコミュニケーションを目指していきたいな。ぶつけられたり受け止めたり、投げ返したりw

私はこう思うんだーって相手に投げながら、お互いの思いが整理されていく。整理されていくうちに、落としどころが見つかっていく。そんなんでいいんじゃないかな。